同心整骨院コラム

2021年5月25日 火曜日

意外と多い悩み「顎関節症」ってどんな症状?

 皆さんもお医者さんで診断されたわけでもなく自分でなんとなく顎関節症と思っている方は多いのではないでしょうか。
実は顎関節の障害、悩みを持っている方は約1900万人いると言われています。

 顎関節症の症状として、代表的なものは口を開けた際のクリック音(ポキポキとなる音)、痛み、口が開けにくい、などが上げられます。
主に口を開けた際の痛みが一週間以上続くなら顎関節症を疑います。

 顎関節症になる原因としては、歯ぎしり、咬み合わせの悪さ、ストレスなどです。
また、意外と多い原因としては頬杖をついている方が多いです。
頬杖は顎関節の負担になるだけでなく、首にかかるストレスも増大し、首~顎にかけて痛む方も多数いらっしゃいます。



 治療としては歯医者さんなどでマウスピースを処方してもらい、顎関節に加わるストレスを減らすことが大事になっています。
マウスピースが大事といってもあくまで症状を和らげるもので、根本的な解決にはなりませんが痛みでお困りの方にはとても有効な治療法です。

 顎関節症の方は基本的には顎関節の歪みが起きています。
顎関節が歪むと、筋肉の過緊張もしくは緩みが起こり、非常に不安定な関節となります。
また、顎関節は頭蓋骨の1つ、側頭骨と関節をしており、顎関節が歪むと頭蓋骨を支える頚椎(首の骨)の負担が急増することで頚椎の歪みもおきてしまいます。
すると、慢性的に首が痛む、頭痛がするなどの症状を訴えることになります。



 大阪市北区にあります同心整骨院では頚椎の動きを良くすることで顎関節にかかる負担を減らします。
負担が減ることにより、クリック音の原因になる関節円板という組織の逸脱を防ぎ、クリック音の緩和だけでなく正常位置に近づくことでスムーズな開口運動に繋がります。

顎関節症は
咀嚼筋痛障害(1型)
顎関節痛障害(2型)
顎関節円板障害(3型)
変形性顎関節症(4型)

の4型に分かれており、程度にもよりますが3型までの方なら症状の改善がみられることが多いです。
*4型の方も症状緩和は可能ですが、変形しているため完治には手術などの観血療法が必要です。

 顎関節症でお困りの方は是非一度同心整骨院へお越し下さい。

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2021年5月16日 日曜日

筋膜について


 筋膜とは、筋肉を包む膜のことを日本語で筋膜といいます。

 英語では、筋膜をFascia(ファシア)といい、筋肉だけでなく骨・神経・血管・臓器などの全ての器官を覆う全ての膜をFasciaと言います。
日本では筋肉だけにある膜のような印象を与える誤訳をしてしまい筋膜と呼ばれるようになりました。



 本日は筋膜=Fasciaの話として進めさせて頂きます。

 筋膜は網目構造をしており、身体を動かすことにより伸びたり縮んだりし、伸びると元に戻ろうと縮むため内臓や筋肉が正しい位置に保たれます。

 筋膜は身体の全ての器官を覆うためどこか一か所でも縮みっぱなし、伸びっぱなしだとそれだけで筋膜全体のバランスが崩れてきます。

 例えば長時間座りっぱなしだと太ももの前側の筋膜が縮みっぱなしとなり、すねや、お腹など隣接する筋膜も太ももの方に引っ張られていきます。
逆にお尻や背中側の筋膜は伸ばされっぱなしになります。

 そうすると、どんどん姿勢も悪くなる→筋膜のバランスが崩れる→痛みが出る→痛みを回避しようと動かさなくなる→筋膜、筋肉が固まる。
といった負のスパイラルが完成してしまいます。



 筋膜をほぐすにはストレッチやマッサージ、適度な運動などが効果的です。

 大阪市北区にあります同心整骨院では固まりきった筋膜、バランスの崩れた筋膜など皆様の筋膜の状態によってベストな施術を提供いたします。

 筋膜が固まり、痛みが出ている方には痛みの除去を最優先します。
バランスの崩れた筋膜には動かしやすい身体を作るお手伝いをさせて頂きます。

 仕事、家事、日々の運動などで同じ姿勢、同じ動きをし続けている方は筋膜が固まってしまっている可能性があります。

 次回以降にお家で出来る筋膜リリースや筋膜の流れなどをお話ししたいと思います。
筋膜とは?固まるとどうなるの?くらいはお分かりいただければ嬉しいです。

 身体がガチガチと感じる方は是非一度大阪市北区にあります同心整体院へご来院ください。
皆様のお身体をしっかり診させて頂きます。

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2021年5月12日 水曜日

子供に多い起立性調節障害とは?

 本日は【起立性調整障害】についての話をしたいと思います。

 【起立性調整障害】(以下ODと略します)のことはご存知でしょうか?
小学校高学年~中学生に多い自律神経の病気をODといいます。

 近頃、新型コロナウイルスの影響で子供に非常にストレスがかかることが増えたことで、ODに罹患する子供が増えています。

 ODの症状は、朝なかなか起きれない、立ち上がる時のめまい、動悸、息切れがするなど自分ではコントロールできないことが多いです。
朝に症状がひどく、夜にかけて落ち着くのも特徴の1つです。



 原因は特に午前中に活発になる自律神経の1つ、交感神経の活動が悪くなり、立ち上がり時に血圧が上がらないことでめまいや立ちくらみなどの症状が現れます。

 ODは軽症の場合、怠け癖や学校嫌いなどとして認識されがちです。
この病気に対し、保護者、教職員などが理解を深めることが治療の第一歩と考えています。

 軽いウォーキングや水を2L、塩を10g程度摂取するなど血流を上げることが重要で、軽症の場合2か月程度の治療で良くなるといわれていますが、中等度以上の場合、普通の日常生活を送るのに数年かかると言われています。



 大阪北区にあります同心整骨院では夜に活発に働く交感神経を抑制させるためのマッサージ等を行い、症状の緩和を図ることができます。
お子さんが朝起きない、1日中だらだらするなど、の症状がみられた場合は一度近くの小児科や心療内科の先生にご相談下さい。

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2021年5月10日 月曜日

殿部(お尻)が痺れるのは腰椎ヘルニアかもしれません

 大阪市北区にあります同心整骨院は、腰椎椎間板ヘルニアの治療を得意とした整骨院です。

 腰椎椎間板ヘルニアは背骨と背骨の間にある椎間板と呼ばれるクッションが断裂することで中にある髄核という組織が飛び出し、神経根に触れることで足にしびれが起こる疾患です。
ヘルニア=飛び出す、脱出するという意味です。



 そもそも椎間板のほとんどが水分でできており加齢とともに水分量が減少することで変性し、断裂すると言われています。
その断裂は身体を捻じったり、重たいものを持つなど、椎間板に負担がかかる作業をすることで急激に発症します。

 ヘルニアをお持ちの方でも症状が出ている人は2割ほどで、症状がある方でもほとんどの方は何もしなくても6週間以内に椎間板が乾燥することで痛みが治まると言われています。
なので、手術などはあまりせずに保存療法で様子を見ることが多いです。

 椎間板ヘルニアの特徴は前屈姿勢になると水分が神経根の方に向かうことで下肢症状が見られることです。
症状が落ち着いてくれば腰を反らすような運動をしてあげることが改善策だと言えます。

 ざっくりとになりますが、椎間板ヘルニアがどんな病気なのかわかっていただけたかなと思います。
同心整体院では股関節周りの柔軟性を改善することで腰の負担を減らし、症状の軽減を狙います。

 急な腰~下肢のしびれでお困りの方は大阪市北区にあります同心整体院まで一度お越し下さい。
皆様のご来院お待ちしております。

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